ホームページ・タイトル

ably.NETは愛媛県松山市を
中心とする学習塾ネットワークです

 

「応用的な問題に対する適応力」とは

6月7日「小学生テスト会」実施報告

◆『全国統一小学生テスト』総評

最近では他の塾も全国の小学生を対象に「学力の現在位置を測定する」という目的でテストを主催していますが、その風潮を作り上げたのは紛れもなく、今回で38回目となった「全国統一小学生テスト」だと言っても過言ではないでしょう。
中学受験を目指すか否かに関わらず、このテストが「これからの学習で必要とされる力を伸ばすテスト」として広く世間から認知されていることは、少子化の影響の中、全国で10万人を超える受験者数を記録したことからも明らかです。

【表1】学年別受験者数(小1~6)
  全国 昨年比 愛媛県 昨年比
小1 7986 +186 96 +3
小2 12778 +243 138 +2
小3 18937 +632 180 +3
小4 21513 +1357 220 +3
小5 22839 +1999 255 -7
小6 20725 +1877 248 -11
104778 +6294 1137 -7

今回のテストでは、愛媛県の小学生は全学年で平均点を上回る結果となりました。とりわけ小1生は、全国平均を偏差値で2.6ポイント上回っており、今後の推移が楽しみな学年と言えそうです。
一方で、中学受験自体が一般的になっている首都圏の平均と比較すると、高学年ほど大きな差がついていることがわかります。学年が上がるほど中学入試で問われる形式の問題が増えるため、そうした問題への対応力の違いがこの差につながる要因の一つとして挙げられるでしょう。
「環境の違い」と簡単に一言で片づけるのではなく、愛媛県の小学生も意識して「応用的な問題に対する適応力」を身につけてもらいたいものです。

【表2】学年別平均偏差値比較(小1~6)

  全国 首都圏 愛媛県 愛媛県
-首都圏
小1 50 50.8 52.6 +1.8
小2 50 50.9 50.1 -0.8
小3 50 50.7 50.8 +0.1
小4 50 51.1 51.0 -0.1
小5 50 51.8 50.5 -1.3
小6 50 52.1 50.9 -1.2

※首都圏:ここでは東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を指す

◆「応用的な問題に対する適応力」とは

一般に「応用的な問題」とは「難しいもの」「わからないもの」というイメージですが、実際に分析してみると「これまでに学習してきた基礎知識をいくつか組み合わせたもの」です。ある問題に対して「難しい」と感じるのは、「どの知識をどのように使うべきか」がまだ充分に理解できていないから、ということになります。
これらを解決するには、以下の3点が必要です。

●基礎知識

算数なら「計算力」、国語なら「語彙力」というように、どの科目の問題を解くにせよ、基本となる知識が備わっていることは前提です。

●読解力

問われていることが何かを問題文から読み取る力が必要です。「読解力」は従来、主に国語の学習においてよく言及されるものでしたが、何も他の科目では不要というわけではありません。問題文を読み、何が問われていて、どう答えるべきかを理解しなければ、どれほど知識があっても正しく答えることはできないのです。

●論理的思考力

理解した条件を「図にして可視化する」ことや、新たな条件に対して「仮説を立て、検証する」ことなど、明確に筋道を立てて思考し、説明することができる力です。

毎日の学習習慣はもちろんのこと、これらを意識することで「応用的な問題に対する適応力」を身につけることが可能になるのです。エィブルエグゼでは普段の授業から応用力強化を実践しています。