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教育かわらばんvol.217

「2023県立高校入試総括【1】」

Go!Go!受験生!!
23年春、先輩たちは最後まで頑張った!
      さぁ、次は君たちの番だ!


23年春の県立高校入試の志願者数は総定員を1024人下回り、9年連続の定員割れとなりました。全県最終倍率は0.89倍と、県教委が想定していた0.88倍を若干上回りました。松山地区は昨年より若干下がったものの、1.14倍と高倍率を維持松山地区とそれ以外の地域との倍率格差は相変わらず「大」です。当日欠席は41人(初日37人)で、昨年より減少しました。
全日制では全104学科中75学科[72.1%]が定員割れに。中予地区でも29学科中11学科[37.9%]が定員割れとなりました。
志願者数は変更前より14人減[昨年121人減]、志願変更者数は171人[昨年282人]でした。
各教科の「出題のねらい」は全国紙に掲載されました。地元紙はオンライン版で見ることができます。
志願者数の減少&倍率の低下は今後も続くものと思われます。
「合格」のハードルは年々低くなってきました。が、第一希望高校の受験・進学はやっぱり大変です。
新受験生の皆さん、先んずれば入試を制す。…24春の入試に向け、最高のスタートを!

 

'23春 県立高校入試総括

全県倍率0.89倍、4年連続で0.9倍未満に。
旧松山地区は今年も高め!!


【進学希望率及び最終倍率推移】
… 旧松山地区は、周辺部は!!

  最終志願者数 全県倍率 旧松山地区倍率
2015春 9,323人 1.00倍 1.16倍
2020春 8,030人 0.87倍 1.08倍
2021春 7,554人 0.83倍 1.08倍
2022春 7,980人 0.88倍 1.18倍
2023春 7,941人 0.89倍 1.14倍

旧松山市内6校[普通科4校+商業・工業]の平均倍率は、10年ぶりの高倍率(1.18倍)であった昨年と比べるとやや下がったものの、今春も1.14倍と高倍率を維持しています。最終倍率を学科別でみると、1.5倍を超える高倍率の学科は2学科[松山工 建築1.75倍・情報電子1.58倍]。1.3倍を超える学科は1学科[松山工 電子機械1.45倍]でした。今年も一部の高校・学科を除き、地域・学科を問わず、倍率は低めでした。普通科では松山北が1.23倍で最も高く、中央が1.12倍で続きます。高倍率が予想された松山南は昨年を大きく下回る1.06倍に、松山東は調整前(1.09倍)から下がり1.05倍となりました。昨年1.25倍と高倍率だった松山南理数科1.00倍でした。周辺部では東温の普通科が0.78倍8年連続定員割れに。伊予は、昨年より上がったものの0.98倍6年連続の定員割れとなりました。北条[総合学科]は、0.48倍14年連続の定員割れでした。
中予地区の倍率動向 一部を除き、今後も低倍率化が進みそうです。

高校生 NEWS122

新高1生へのメッセージ 【1】

 

新高1生の皆さん、いよいよ高校生活がスタートします。
友人関係・部活動・勉強面とこれまでとは全く異なる新しい生活に、希望と期待で胸を膨らませているのではないでしょうか。
ただ、次の目標に向けての競争も、すでに始まっていることを忘れてはいけません。

 

★ポイント①

毎年、入学当初から特定科目(特に数学が多い)に苦手意識を持ってしまい、3年間ずっと苦しむ生徒が数多くいます。
高校の授業はスピードも速いため、一度つまずいてしまうと挽回するのが非常に難しくなるので注意しましょう。

★ポイント②

近年、学校推薦型・総合型選抜を利用して大学に進学する生徒が急増しています。ただ、これらの入試形態を活用するのに必要になってくるのが、高1・2での成績です。特に、頑張れば得点につながりやすい「高1での成績UP」に注力しましょう。

高1での頑張りが3年後の“志望校合格”へとつながります!!

☆今月の独白

「私立大、合格者増?!
 ルール次第で結果が変わる!!
  ──必要なのは、情報or運、
   またはその両方…か?!」

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