BJエグゼ教室 高2生『父母会/入試情報講座』実施報告

11/16(土)にBJエグゼ教室にて実施した
高2生ご父母対象『入試情報講座』について報告します。
今回の情報講座では、以下の3つの項目についてお伝えしました。

入試日程について確認:夏休みから準備スタート?
 大学入試の大まかなスケジュールを確認しました。
 題記の“準備スタート”とは、学力試験に対する学習のスタートを意味するものではありません。
 これは出願に向けた準備を意味します。
 下表をご覧ください。
 夏休みが終わった直後に出願開始となる大学も少なくないことから、
 志望大学の入試制度を早くから認知しておくことは重要です。
 また、総合型選抜の中にはオープンキャンパスの参加を要件とする大学があります
 出願する以前に事前登録し、セミナー及び個人面談を経て出願に至るケースもあります
 このように、夏休み中に出願準備が必要な入試があることを確認しておきましょう。

学校推薦型選抜 および 総合型選抜について
 共通テストを課す選抜方法と課さない選抜方法について、メリット・デメリットをお伝えしました。
 また、昨年の入試結果を紹介しました。
 上表は2024年度愛媛大学・総合型選抜の実施状況の一例です。
 出願者数が定員を下回る学科が複数存在します。
 学校推薦型選抜においても、複数の学科で出願倍率が1倍を切っています。
 こういったことは24年度入試に限ったことではありません。
 23年度・22年度入試においても定員割れの学科はあります。
 「工学部・デジタル情報人材育成特別プログラム学科」は
 24年4月新設学科として募集がスタートしましたが、
 その存在を認識していなかった受験生も少なくなかったと推測します。
 大学入試を有利に戦うには、情報をいち早くキャッチすることが大切です。

 今回は地元大学にスポットを当てて確認しましたが、
 愛媛大学に限らず、国公立大学の学校推薦型・総合型選抜の募集定員は増加傾向にあります
 出願要件も様々です
 志望大学の入試要項を確認し、自分にとって有利な選抜方法が何かをチェックしましょう。

共通テストに向けて
 新指導要領下で実施される大学入学共通テストについて、これまでとの違いを確認しました。
 これまでの共通テストとの大きな違いは以上の3点です。
 特に、新しく受験科目として追加される情報Ⅰについて、
 愛媛大学を中心に一部の大学の配点比率をお伝えしました。
 情報Ⅰの取り扱いは大学によって様々で、
 共通テストの配点の10%を占める大学もあれば配点に加えない大学も存在します
 また、配点比率は今後変化する可能性があります
 各大学で発表される入試要項や入試科目に関する予告を、
 ホームページ等でチェックする必要があります。


~最後に~
情報講座でアンケートを実施したところ、
ご父母の関心が高かった項目は、
学校推薦型選抜及び総合型選抜などの特別選抜の仕組み・募集方法でした。
愛媛大学特別選抜の募集人員の割合はおよそ25%
4人に1人が一般選抜以外での入学となります。
四国内の大学は特別選抜の募集人員の割合が高く、香川大学・高知大学30%を超えます。
今回は、こうした募集方法が増加していることに加え、
特別選抜のメリット・デメリットをお伝えしました。

これから大切なことは、
早めに適正な志望大学を定め、合格に必要な手段を確認することです。
そして実力を養成することになります。
夏休みまでは、重点科目を洗い出し、ひたすら学習しましょう。
秋からは、共通テストに向けた演習に入り、学習が分散します。
これから半年の内に、二次試験で戦える武器(得意科目)を手に入れましょう
我々、勉強時間のスタッフ一同が全力でサポートしていきます!!

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