高2生「父母会」実施報告

勉強時間では、11月14日(土)に高2生「父母会」を実施し、
『情報講座』として、以下の3つの項目についてお伝えしました。

① 入試の名称と仕組みがかわる!

令和3年度入試より“一般選抜”・“学校推薦型選抜”・“総合型選抜”と名称が変わることを確認し
実施内容について、これまでとの違いをお伝えしました。

一例として、この秋に実施された総合型選抜入試をご紹介しました。
日程の早さに驚かれた方が多数いらっしゃいました。また、すでに愛媛大学の合格者が存在することをお伝えしました。
各高校で運動会の準備や練習が行われている中、
大学進学に向けて着々と準備を進めている生徒がいたことも確認しました。

総合型選抜においては、出願前にエントリーが必要な大学があります。
志望校の入試に関する情報収集がいかに大切であるかをご説明しました。

② 学校推薦型選抜 及び 総合型選抜の募集人員について

国公立大学の一般選抜以外の募集人員について確認しました。

一般選抜以外の募集とは、主に学校推薦型選抜や総合型選抜を意味しますが、
個々の大学において独自に実施する特別入試も存在します。

以下は、一般選抜以外の選抜方法を“他選抜”としてまとめたものです。難関大として位置づけられる大阪大学において“他選抜”の割合が10%を超えており、
愛媛大学では20%を超えています。
また、四国4県において30%を超える国立大学があることも確認しました。
志望大学の募集人員や選抜方法・出願要件についての情報収集がいかに大切であるか、
改めてお伝えしました。

③ 一般選抜で勝つための秘訣

国公立大学の一般選抜で勝つための秘訣をお伝えしました。

愛媛大学・広島大学の工学部の数学・理科の配点比率(下表)を示し、
“得意科目を作る”ことの重要性を確認しました。大切なことは早めに目標を設定し、自分の目指す大学・学部の配点比率を知ること。
そして、これから重点的に取り組む科目を決めることです。
ほとんどの国公立大学が一次試験(共通テスト)において5教科受験を必須としていますが、
全ての科目を万遍なく学習することが正しいとは限らないのです。

また、愛媛大学の一般選抜において
出願書類(調査書等)に配点を置く学部があることも確認しました。


今回の『情報講座』でお伝えしたかったことは二つ。
一つは上記①・②でお伝えしたように「志望大学の入試概要を調べる」ということ。
もう一つは「受験校候補を選定する」ことです。

今回アンケートを実施したところ、志望校を書かれていない方が多数おられました。
志望校を一つに絞る必要はありません。
いくつか候補を洗い出し、その大学・学部の入試の仕組みを調べてみましょう。
そうすることで次のステップに進むことができ、かつモチベーションも上がってくるはずです。

2021年から実施される「共通テスト」に向けてどのように対策していくべきか
不安をいだいている生徒も多いと思いますが、今やるべきことは “実力をつける”ことです。

ゆるがない“得意科目”を作り、様々な問題形態に対応できる“真の実力”を身につけましょう。
我々 勉強時間も、一年後の成功を願いつつ応援していくことをお約束します。

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