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エィブルエグゼ市駅教室/春の絵日記2022【4】

3月30日(水)  卒塾生(そしてこの4月から新生活を送る全ての人)

広瀬淡窓の漢詩。

(い)うは休(や)めよ 他郷、苦心多しと
同袍(どうほう)友有り 自ら相親しむ
柴扉(さいひ)(あかつき)に出ずれば 霜、雪の如し
君は川流(せんりゅう)を汲め 我は薪(たきぎ)を拾わん

【訳】
故郷を離れて苦労することが多いからといって泣き言を言っても始まらない。
ここには同じ綿入れを着るような友達もいるのだから、自分から積極的に関わればいい。
寒い冬の日の明け方、質素な家を出てみれば、霜が降りてそれはまるで雪のように見える。
君は川の水を汲んできてくれ。僕は薪を拾いに行くから。
※川の水を汲みに行くより薪を拾いに行く方が重労働なのです。

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